年末年始にイッキ見しよう!懲役戦隊ハンザイジャーの(個人的)見どころ紹介

 

皆さんどうもこんばんは、異常オタクの森羅です。
人生2回目のアドベントカレンダー(架空アニメ Advent Calendar 2025 - Adventar)ですが、だいぶ肩で風を切って歩けるようになってきました。
あっごめんなさい嘘吐きました先駆者様方の上質な記事を投げつけるのはやめてください痛い痛い痛い何らかの法に触れますよ!!!!!

さて今回は、12/7に視聴後感想を書かせていただいた「懲役戦隊ハンザイジャー」について、「何だそれは」「聞いた事ねえ」「うるせえ」「知らねえ」「燃えろスーパー戦隊魂」という人が殆どかと思いますので、見どころや個人的おすすめポイントを紹介できればと思い、筆を取りました。

 

①懲役戦隊ハンザイジャーとは

懲役戦隊ハンザイジャーは、2025年3月2日より毎週日曜日、東映特撮ファンクラブ(以下TTFC)にて配信されている作品で、「戦隊」の名を冠するもののゴレンジャー〜ゴジュウジャーように戦隊シリーズとして正式なナンバリングはされていません。

情報解禁当初は先達である非公認戦隊アキバレンジャーのような立ち位置か?と言われてましたが、あっちの「コミカル調でパロディ多め」みたいな作風とは打って変わり
「パトレンジャー不在のルパパト」
「グロがないだけで大体アマゾンズ」
と評価されるくらいにはターゲット年齢層は高めに設定されています。

ですが何故か玩具はプレバンとかじゃなく一般販売されてたりS.H.Figuartsの販売が決定していたりと、子供大人関係なく楽しめるコンテンツとしても展開されています。

 

②あらすじ

-20XX年、司法庁が計画した「司法特区都市構想」は、中枢AIジャスティ・コアの暴走とそれに伴う「正義服従都市ジャスティピア」の誕生という悲劇を生んだ-

そこから半年後、日本最新鋭の刑務所「プリズン・ゼロ」で大規模なシステムエラーが発生。そこで謎の存在に導かれた緋田灯ら5人の囚人達は「勝てば全ての罪は赦され、釈放される」という一縷の望みに賭け、懲役戦隊ハンザイジャーとして戦う宿命を背負うこととなった。

彼らの戦いの先に、救いはあるのだろうか?
そして、この物語の始まりには、一体何が隠されているのだろうか?

 

③個人的おすすめポイント

〇メンバーのクセがまあまあイカれてる

ハンザイジャーは全員が実刑判決を受けた囚人なので、何か知らないけど個々のクセがそれなりにイカれてるとして界隈では話題になっています。

・放火レッド:緋田灯
→火力史上主義の放火犯、料理もよく焦がす(お料理教室である程度克服)
その癖何だかんだ一番真面目にハンザイジャーやってるギャップ萌えがすごい
因みに演者さんは配信でFPSよくやってますが火力至上主義とは正反対のスナイパーライフルで嫌がらせする遠距離サポーターです(そこ逆なんだ…)

・無免許ブルー:藍原拓司
→あらゆる資格作業を無資格無免許で完璧にこなす圧倒的異常者
「○○○○、××××の基本だ」
「できるんだから仕方ないだろ」
などの迷言も多くクール兼ネタ枠ブルーの名を欲しいままにした私の推し

・窃盗グリーン:常盤慎司
→マジシャンの祖父に憧れ続け手先が器用になった結果スリの才能に目覚めた悲しい陽キャピッキングなんかはお手の物
中学時代のいじめ回想シーンは結構悲惨でそこだけスキップするような視聴者がちょっとだけ話題になりました
夏映画の舞台挨拶で隣にいたイエローのポケットからこっそりハンカチをスって会場を沸かせたのはあまりにも有名な話(あくまで演者ネタですが)

・恫喝イエロー:金城幸哉
→家族が新興宗教にハマりネグレクト状態、悲痛な叫びはいつしか他者への恫喝に歪んでいき…という典型的な「過去に悲しき事情あり」なキャラ
中盤まではよくメンバーの意見も遮ったりしてましたが中盤以降は成長して弱者の声遮る奴絶対許さないマンへと華麗なる転身を遂げています
それにしても声がデカい、デカ過ぎるどうなってんだ役者の喉は

・詐欺ピンク:桜井莉梨花
→裕福な家庭に育ち何一つ不自由ない生活を送ってきたはずなのに、それに満足できなくなり他人からの愛情に飢えてしまったナチュラル異常者
他人からの愛や信用を受ける手段が特殊詐欺とかいう時点でハンザイ面子で一番様子がおかしいと言っても過言ではない
(下手したら男連中よりアクションシーンがキレッキレなのも込みでイカれた多面性が人気ではある)

・ヤクザブラック:烏間玄
→所謂追加戦士枠、「広域指定暴力団 深影会」元若頭の肩書を持ち義理と人情を矜持とする古き良き(良くはない)ヤクザ
玄ちゃニキ好きなんだけどヤクザは大嫌いなのでいつも好感度が反復横跳びしてる

他にも敵サイドであるジャスティピアや司法庁、毎話ゲストに至るまでどこか様子をおかしくしなきゃ済まないのか…?みたいな個の強すぎる登場人物が過飽和する作品となっており…。

 

結論:助 け て B    P    O

 

〇ストーリーは凝ってるけど流れはきちんと王道

犯罪者(囚人)をヒーロー側に(色々裏があるとはいえ)「正義」などの名を冠する側が悪にといった具合に、ニチアサの時間帯ではやりにくいチャレンジをしているハンザイジャー。

「だったら話の流れもさぞかしチャレンジングなんでしょうね」と思った方もいるかもしれませんが、流れ的にはむしろ王道というか分かりやすいというか…よくある「戦隊の一年」を真面目に(?)なぞってるなと思います。

・第1犯で初変身、初戦闘
・第2犯でチョウエキオー(巨大ロボ)初登場
・第3〜9犯でメンバーの人となりを上手く描写しつつ武装用追加ビークル4台お披露目
・第10犯でチョウエキオー敗北からの第11犯でチョウエキオーが追加ビークル4台と合体してルイハンチョウエキオー初お披露目(この辺の流れめっちゃボウケンジャーっぽくて好き)
・第12〜17犯で単発回に作品の謎を織り交ぜて話に深みを持たせつつ…
・第18〜21犯でヤクザブラック登場、対立と和解を丁寧に描く(ブラックのロボ、「ゴクドウオー」とかそんな直接的なネーミングでいいんだ…と思った大人達が大勢いた模様)
・第22〜26犯はブラックとの絆深めエピソードと物語の黒幕の一端(警察庁)との攻防が描かれます。…ここに第25犯「更生、オレ達真人間!?」と第26犯「貫け、無免許の誇り(プライド)」を挿入る判断は果たして適切なのか…?そして散々無免許で色んな事しでかした第26犯でサイシンチョウエキオーをお披露目していいのか…?
・第27〜30犯で赤緑黄桃の単発エピソード回、個々の犯罪(過去)にまつわる深掘りが中々重厚で凄いのはいいんですけど本当に重厚過ぎて逆に困惑する視聴者達(前述のグリーンのいじめ回想とか、ネグレクトされる幼少期イエローとか)
・第31犯で敵の強化とハンザイジャー完全敗北、第32犯で強化フォームと新ロボサイテイオー獲得、第33〜35犯でついに司法サイドとの対立が明確化し全合体ロボ、サイコウチョウエキオーお披露目とアツい王道展開が並びます(この時期の敗北→強化フォーム。新ロボを引っ提げて逆転の流れはどことなくメガレンジャーデカレンジャーを思い出しますね)
・第36〜40犯はまた単発エピソード回、とはいえだいぶ司法庁の動きが露骨になってきたり深影会の怪しい動きが香ってきたり目が離せない展開の連続です
第38犯「真剣(マジ)恋、ピンク結婚!?」とか第39犯「俺が三つ星だ、お料理教室大炎上」はファンアートも多い人気回です(第38犯の莉梨花は作中屈指のヒロイン力を発揮しており、個人的にもかなり名エピソードだと思います)
・第41〜43犯で深影会との直接対決を通じてブラックの任侠道や流儀を再定義、そんでもってついに司法庁が本格的に動き出す気配を醸し出してます
というか夏映画限定ビークルシャトルゼンカーがああいう使い方されるとは思ってなかったのでオタク大歓喜の舞、久々にルイハンチョウエキオー出てきたのもアツアツのアツ

…と、ざっくりここまでの流れをまとめてみましたが、恐らく統計取ると大体の戦隊が似たような流れでストーリー進行してる筈です。
初見の人でも楽しめるように、こういう細かいポイント(過去の成功/王道ポイント)を丁寧に拾ってる感じもおすすめポイントの一つとなります。

 

〇「執行猶予」による作品としての緊張感

ハンザイジャーを盛り上げる要素の一つに「執行猶予」の概念があります。

世間一般で認知されている執行猶予と意味合いは同じですが、ハンザイジャーにとっての執行猶予はある種の生命線とも言えるのです。

ハンザイジャーは第1犯で脱獄した際、謎の存在の手引きにより執行猶予が与えられました。この執行猶予はポリス(ジャスティピアの繰り出す怪人の総称)を倒す毎に増えていき、ジャスティピアを壊滅した暁にはこの執行猶予が釈放に変わる(但し一度でも敗北すれば執行猶予は大幅に減少し再び刑務所戻り)、と説明を受けています。

これ、ハンザイジャー側は感覚的にしか認知していませんが、執行猶予は内輪のルールではなくきちんと法的な拘束力があり、司法庁や警察庁と言えどこれを無視してハンザイジャーを捕まえる事はできません。
(ポリス撃破ひいてはジャスティピア壊滅は社会的に正しい行いなので、いくら脱獄犯といえどハンザイジャーとしての戦いだけを理由に逮捕・拘束はできない)毎話毎話で執行猶予の増加が描かれる訳ではありませんが、話の要所要所に登場しハンザイジャーの戦う意義に緊張感を走らせてます。

例えば…
・第10犯「強敵、2大ポリス大暴れ」でチョウエキオーが中破した際、ハンザイジャー側は負けた(=執行猶予が切れた)と思っていたが実際は執行猶予の変動はなかった→第11犯でまだ希望は残されていると判断しチョウエキオーの修理に臨む

・第31犯「失効、執行猶予」では強化ポリスに敗北したハンザイジャーの執行猶予が残り1日となり、メンバーも視聴者も分け隔てなく絶望してEDを迎えるという衝撃的展開に(そんな中でもいつも通りEDダンス踊ってて良くも悪くも戦隊の伝統芸能だなとなった視聴者がほとんどだった模様)

ここから先、特に最終盤でこの執行猶予システムが大きく影響してくるのは確実なので今から来年の展開が待ち遠しいですね。

 

〇玩具の出来が結構いい

前述の一般販売されてる玩具なんですけど、配信限定コンテンツという割には相当力入ってて、本家スーパー戦隊と完全に同レベルのクオリティで提供されてます。
ハンザイチェンジャー(変身ブレス)とかハンザイウェポン(個人武器)とかも充分遊び心地抜群なんですが、一番楽しいのはやっぱりロボ群ですね。

・ハンザイビークル(ハンザイジャーの巨大マシンの総称、名称末尾が〇〇ゼンカーで統一されているのは本当にそれでいいのか…?)
・チョウエキオー(レッド/ブルー/グリーン/イエロー/ピンクゼンカーの5体が犯罪合体)
・ルイハンチョウエキオー(チョウエキオー+ドリル/クレーン/メーザー/ターボゼンカーの追加ビークル4台が超累犯合体)
・ゴクドウオー(ブラックゼンカーの単独変形)
・サイシンチョウエキオー(ルイハンチョウエキオー+ゴクドウオーで真犯罪合体)
・サイテイオー(強化フォーム用のニューロボ)
・サイコウチョウエキオー(サイシンチョウエキオー+サイテイオーで全犯罪合体)

これ、何が凄いって「余剰無し全合体」の系譜なんですよ。余剰無し全合体ってアレですからね?エンジンオーG12とかサムライハオーと同じ系譜ですからね???

やっぱ余剰無し全合体は遊んでて手馴染みが非常に良いです。組み上げた時の重厚感が半端ない。

しかも今日の第43犯「決戦、正義は誰のために」で出たサイコウチョウエキオー+シャトルゼンカーのブラスターフォーメーション、あれ玩具で再現可能でした…!しかも見た感じ無理矢理じゃなくてきちんと想定してあるっぽい…!!!

これは子供様達もさぞかし楽しかろうといったところです。実際旧Xでも子供様達が楽しそうに遊んでる様子を投稿してる親御さんが散見されますし、こういう話はあまり好きじゃないですが売れ行きもだいぶ好調という話を聞きます。

 

どうですか?一家に一台、サイコウチョウエキオー。

 

④今更TTFCに課金しろってか?

ここまでハンザイジャーについて長々と語ってきましたが、「結局TTFCでしか見れねえんじゃねえか!」「わざわざこのために月額960円支払えってのか!」みたいな気持ちの方も大勢いらっしゃると思います。そうですよね。そうでしょうとも。

ですが頭のおかしい制作陣が頭のおかしい企画を用意していましてですね…。

 

来週12/28配信の第44犯「自白、俺達は正義じゃない」配信開始後!

来年1/4まで!!

ハンザイジャー第1犯〜第44犯が!!!

無料会員でも全話見れます!!!!

本当に頭がおかしい!!!!!

(ここでスマホにベッドをぶん投げて五体投地する森羅)

 

⑤終わりに

今回、かなり駆け足早口肩組み状態でハンザイジャーを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?どこかワンポイントでも「気になる」が見つかってくれれば…異常オタク冥利に尽きます。

願わくば無料期間中にハンザイジャーをイッキ見していただいて、もっと願わくばそのまま2月くらいまで有料会員になって最終話までご覧いただいて、サイコウに願わくばサイコウチョウエキオーの余剰無し全合体を楽しみませんか?(強欲)

現行戦隊のゴジュウジャーにて、スーパー戦隊50年の歴史に一端の幕が降ろされる中、こんなイかれた素敵作品があるぞという事を1人でも多くの方に知っていただければ幸いです。

 

明日はらいとさんによる「推し声優さんが主演を務めたアニメ「Glimmer of Li(f)es」についての雑記」が公開予定となっております。
残りのアドベントカレンダー企画も、余剰無し全視聴で駆け抜けましょう。

 

異常、森羅でした。ここまでご精覧いただき、ありがとうございました。